散歩する地蔵

人生傍観者でいたい。

太らせては痩せさせて→依存性のある会社が儲かる

 イーライーリリー、ノボノルディスクファーマの株価上昇が著しい。

抗肥満薬が絶好超らしい。仮にアメリカでこの薬が売れまくっているとしたら、

アメリカは恐ろしい国だ。

 コカ・コーラペプシコ、各種ビール会社、マクドナルドで太らせる。

太ってきたら抗肥満薬を買わせる。勿論、抗肥満薬はそもそも糖尿病患者への対象なので、

その患者がコーラ等を愛用しているかどうかは定かではない。

 コーラ→太る→病気になる→抗肥満薬をもらう→痩せる→またコーラを飲む。

もの凄く偏っていて簡略化されたループだが、私はこのようにイメージしている。

 

コーラ、ペプシコ、イーライーリリー、ノボノルディスクファーマ、マクドナルド、

これらは世界的な屈強な企業である。

 この強さの源泉はなんなのか❓、要因は色々あると思うが、私は「依存性」だと思う。

ある意味、シャブ中みたいなものだ。

 食べ物にハマってそれを食べたくなる。病気になれば、生きるためには薬が必要なので

薬を飲み続ける。

 そして、人間が短命でない方が企業は儲かる。

 恐ろしい(笑)。

 

 食料皆人類という漫画がある。この漫画は過激な感じだけど、現代社会は上述したようにシャブ漬けさせられる可能性がある。

 この漫画はそれを過激に露骨に表したのではないだろうか。

 

 ま、長期投資においては、「依存性」商品を提供しているかは、銘柄選定の大きなポイントだと思う。

 

 

 

 

 

学校へ行くのが嫌だったり、周囲に合わせて生きることが辛い場合→書籍「ひきこもれ」 吉本 隆明 著はおすすめ

  この書籍は、先ず斎藤孝さんの解説文章から始まる。

 斎藤さんは、その解説文の中で以下のようなことを述べている。

・「自分の世界に沈潜(ちんせん)せよ」

・コミュニケーションが重視される社会だが、豊かに生きるに「まとまった時間が必要」

 例として、画家がコミュニケーションばかり重視していたら絵なんてかけるか❔

 企業に利益をもたらすのはアイデア。一人で深く潜ることの出来る人の方が世の中を変える

 印象。

・社会に出たらつるむより「単独者」として自立して生きろ

企業については、コミュニケーションも重要なきもするが、残りは概ね同意。

私が本編でなるほどーと思った箇所は

・ひきこもりも不登校も病的な状態ではない。

・学校の「偽の厳粛さや空気感」が不登校へとつながる

・学校の勉強が全てじゃない

・きらめく才能より、持続することが大事。一日5分でも10分でもいいから、10年間

 続ければ職業に繋がる。

・頭のいい人と競り合わなくていい

・ひきこもっていることがマイナスにならない職業もある。

こんな感じ。

 例えば、私が学生時代に「将来はバスケット選手で食べていきたい」と言えば、

進路の先生は「日本じゃ無理だ」と言った。「ゲーマーとして生きていきたい」なんて言えば

「は❓」って感じだろう。

しかし時代はどうか❓勿論才能は必要だが、きちんと職業として成り立つ。

むしろ、学校の勉強は現代の就職に役立っているのか❓

 

他人に時間を奪われず、一人の時間を持つ。

これを寂しく思うか、貴重と感じるか、それは人それぞれ。

 

 

 

「ひきこもれ 」 吉本 隆明 著 

 コロナが大流行した時期、個人的にはコロナよりショッキングな出来事が起きた。

先ず、コロナが流行し、行動規制が開始され始めた時期に、当時付き合っていた彼女に振られたこと。次に、振られた直後に病気にかかり、体を動かすことに支障が出たこと。

 正直、コロナ発生による通勤規制等は、人ごみが嫌いな自分にとってはありがたかった。

しかし、彼女中心の自分の生活は、その彼女から振られたことにより一変した。

猛烈に孤独を感じ、寂しさが膨れ上がったのだ。

 仲の良かった友人も、既に家庭があり、私の相手を頻繁にしてくれる訳ではない。元々私は職場の同僚とは距離を保っているタイプ。 

 毎日が孤独に感じた。この孤独があったからこそ、仲間や友人、信頼できるパートーナーが以下に大切で、自分にとって価値のあるものかが再認識できた。

 そんなこんなで、私のコロナ禍は超「孤独」超「ぼっち」生活だった。当然、当初は猛烈な寂しさを経験した。しかし、ただ寂しいと思うだけでは、本当に死んでしまう。

 そこで、一人でできることを模索した。動画視聴、読書、筋トレ、散歩、ブログを書いてみる、勉強する等々。いつの間にか「ひきこもり」のような生活になっていた。勿論、文字のごとく家の中から外に一歩も出ないわけではない。「人」と接点が減って行ったのだ。

 それはそれで大いに問題なのかもしれないが、今振り返ると大きな収穫もあった。

それは、自分で考え自分で判断するようになっていたこと。

 私は元々他人から影響を受けやすい性格。今でもその気はある。しかし、何かを判断する際、他人の言うことを鵜呑みにせず、「自分」の決断であることを認識して、それから判断をするようになった。

 そう考えると、コロナ禍によって生まれた、「猛烈に寂しさを感じた期間」は、私の人生に大いに有益だったと言える。

 そんなこんなで、引きこもりはいいことだと思うようになって時期に、吉本隆明さんの「引きこもれ」に出会った。

 この本は当然「ひきこもり」を否定せず、肯定している。そして著者の吉本隆明氏は、自分が「ひきこもり」体質だったからこそ、出来たことを述べている。氏のような著者家にとって、仕事=「ひきこもる」みたいなもんなので、当然というか必然だと思う。

 考えてみると、私の尊敬する人はひきこもり体質だ。また、少々せこい話だが、節約の観点からは引きこもりの方が有益だ。

 著者 吉本隆明  タイトル 「ひきこもれ」 

 はおすすめの本。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミライアル 【4238】へ投資

 

 日経平均が過去最高値を更新した。エヌビディアの株価に見られるように、半導体銘柄が

 相場を牽引しているように見える。

  自分は恥ずかしいことに半導体及び半導体関連銘柄へ投資をしていない。この半導体対 ブームに乗りたいため、半導体関連銘柄を模索。

 そんな中知人に紹介されたミライアル。ここに投資を決めた。

 主な投資理由として

 ・PBR1倍割れ等割安と判断。

 ・半導体関連銘柄ではあるが、まだその恩恵を受けた株価とは言えない。

 ・ゴールドラッシュ時に、儲けた会社の一つが「リーヴァイス」。

  金鉱を掘り当てるために、作業者はジーンズを着用したことから、リーヴァイスは

  儲かったらしい。それならミラベルも同じようになるのでは❔という淡い期待。

 

 こんな感じ。

 

 とりあえず2年くらいは様子見予定。

佐々木麟太郎さんの決断から思い出したこと(マネー・ボール)

 野球界のホープと言われる佐々木麟太郎さん。彼はこの度スタンフォード大学に進学を決めたもよう。この決断に対して、「プロスポーツ選手になる気があるのか❓」「学業についていけるのか❓」等の大きなお世話的意見がSNS等で発生している。

 佐々木麟太郎さん自身が考え抜いて決断したわけだし、個人的には、その決断に基づいて

彼には頑張ってほしいと思う。

 ところで「スタンフォード大学」「野球」という言葉から、私はビリー・ビーンのことを連想した。

 ブラッド・ピット主演の映画、「マネー・ボール」のモデルとなった人物で、MLBの野球チームのスカウトやらGMを務めた人物。

 この方、高校生の頃はスカウトが注目する野球選手だったようで、実際MLBからスカウトされた。同時期にスタンフォード大学からもスカウトが来ていたよう。

 そう、佐々木さんと同じスタンフォード。しかし、彼はMLBを選択した。映画を見れば

わかるが、彼はプロになることで得られる「契約金」といったお金に重きを置いてその進路の決断を下した。

 将来を嘱望された選手だったが、期待された活躍は出来ず10年位で引退した。その後、彼は現在の地位を築いたが、現役を引退した頃は色々後悔もしたようだ。

 現役選手を引退し、次の仕事を探すにも、彼は高卒。「スタンフォード大学を卒業していれば・・・」きっとそう思うこともあったと推測している。

 話を佐々木麟太郎さんに戻すと、彼は大学への進学を選択した。TV等で彼の会見をみると、今後2〜3年の間にMLB入りを目指しているそう。すると大学を卒業しないかもしれないし、そもそも卒業出来ないかもしれない。

 しかし、人生は野球だけではないと思うし、大学野球を経験することにも価値はあると思う。佐々木さんの「判断」がどう今後彼の人生にどう影響するのか、注目しています。

 個人的にはこの判断は「正しかった」という方にbetしている。

 

 「マネー・ボール」はビリー・ビーンの独自の野球の考え方や彼の哲学等が学べておすすめ。映画と本があるが、映画の方がおすすめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オービーシステム【5576】への投資

・オービーシステム【5576】

 この銘柄に投資をして、約20%の含み益を得たため売却。キャピタルゲインを得た。

 たまたまの結果でもあるが、主な勝因としては以下の通りだと思う。

 

 ・PBR1倍割れで投資。

 ・IPOしてから株価は急降下していたが、利益面は安定成長と判断。

 ・主要顧客先(日立等)の業績好調。

 ・ソフトウェア株に見直し買いが入る。

 ・キャッシュリッチ。

 ・利回りが3・5パーセント程。

 ・増配。

 ・時価総額以上の総資産を保有自己資本比率も高い)。

 

 仮に購入価格より株価が下落したとしても、利益成長が見込めなさそうではない限り

ポートフォリオを考慮しながら買い増しする予定だった銘柄。

 

 相場に乗れた銘柄。

 

 

独立した思考

 長期投資をする上で重要な要素や資質は沢山ある。バークシャー・ハサウェイの最高投資責任者の後継者公募活動の告示(2007年3月)によると、以下のように述べられている。

 

〜性格も重要である。独立した思考、安定した感情、人間と組織の行動に関する鋭い理解といった特性は、長期投資の成功にとって必須である〜

                 (「イェール大学流投資戦略より」)

 

 独立した思考の要素の一つとして、他人から影響を受けないことがあると思う。これまでの自分の人生を振り返ると、様々な影響を受けてしまっている(笑)。また、それら影響から勘違いをして「自分もその人のように出来る」とか「その人の真似をしよう」と考え、それらを実践し失敗をしてきた。例えば、モデルが着ている服を真似して買ってみたり。結局、それを着ても自分はそのモデルのような風貌にはならないのだが、、、。

 

 これらの失敗は、自分で考えていない、つまりは他人の受け売りで「独立した思考」でないから失敗したのだと思う。

自分で考え自分で判断する。それが重要であり、それが出来る思考方法及び環境作りの重要性を改めて痛感した。今後、私は、独立した思考を常にしていこうと思う。

 

 人の話に耳を傾けながら、事実を把握し、その中から自分の総合知で判断を下す。その下した判断が間違っているのなら、その原因を考え、間違えた判断を改善し、また再度判断する。

 こういったことの繰り返しが、自身の「独立した思考」の醸成に繋がっていくのだろうか。